そして日常へ

最近はマンガ原作のドラマも多いですが、自分が是非ドラマで観たいマンガはサラ・イイネス(現在はイネス)さんの『大阪豆ゴハン』ですね。実在の外国人ラリードライバーやF1レーサーをモデルにした「全員が外国人顔」のマンガです。実写でルックスを再現するのは無理でしょうが、全員イケメン&美女がいいな。それでいて見所は「あくまでゆるーい大阪人の日常」がいいですね。登場人物中ほぼ唯一の非社会人・松林クンはやっぱりジャニーズとかになるのカナ。地味な企画で視聴率悪そうですが、吉本芸人とかではない、あくまで一般の大阪人気質がフューチャー?されて「阪流スター」とか出てきたら面白いかなと。すいません、これが言いたくてここまで書きました。

『豆ゴハン』みたいな情報量の多い(要は欄外の脚注の字が多い)マンガは結構好きなのですが『甲殻機動隊』とかまでいくとちょっとキツイ。読むのに覚悟が要る。気楽に手に取れるのはやっぱり日常もの。高野文子の『るきさん』は余計な説明が一切ないマンガですが、身近にいそうでいない、でもいたらいいなと思う「るきさん」のキャラクターと描き方が完璧ですね。気軽に気持ちよく読めるし、色々想像させてくれる。これも個人的にはドラマで観たいなあ。誰が演るんだろ。どう撮るんだろ。

実写にすると原作の親近感が無くなりそうですが、子供の頃観ていたドラマには日常を感じさせるものがあったような気がするんだよなあ。ドラマ=劇的なもの、なんでしょうから、日常をだらーっと見せるだけのものはやっぱりダメ、なんでしょうけど。『やっぱり猫が好き』みたいな、作者の「誰が何と言おうが私は私!」的なものを凝縮させたキャラクター達の日常が観たいというか。視聴者に媚びを売らないものが観たいですね。

いつもの事ですが好き勝手書いてます。自主映画『出奔』の上映会も終り(今後は個人的な集まりでお見せするつもりですが)、次は何をしようか。とりあえず寒いので中断していたランニング、再開したいと思います。