花の寺、終わり。


神田川沿いの桜の下で目が覚めた。
最終日の打ち上げの後、自転車で帰路につくも
高井戸近辺で力尽きたのだった。
あちこちぶつけて痛い。
また気がつくと眼鏡を失くしていた。
酒を飲むとロクな事がないなあ。



3/29、花の寺の公演が全て終了した。
連日多くの方にご来場頂き、100名のキャパ近くまで集中し
ご不便をおかけしてしまった回もあった。
作品に対する賛否は分かれるものだと思うが
自分は見ていてワクワクするものがあったと思う。
それは6人の女優達を見るワクワクであり
稽古場でも見ているのが楽しみであった。


本番が始まってからはずっと舞台袖で見えないので残念だった。
その分というか、鴉の声で関わっていく事に集中した。
兵隊の声はだんだん枯れていったが、何とかもった。
6人の女優たちは素晴らしかったと思う。


兵隊役は進藤さん曰く「おいしい役にしたんだ」という事だったが
割と評判がよかった。見に来てくれた知人からは「ボーズ頭も衣装もキャラクターも
ハマリ役」だったと言われた。個人的には声が生かせてよかったと思う。


総合監修の古屋さんは正に全体を優しく見守ってくれていた。
音響の半田さんとは一度遅くまで飲んだが、あれほど面白い人は中々いない。
ただ、飲みすぎない方がいいと思う。自分もそうなのだが。


花の寺に関われて良かったと思う。
ご来場の方々、ご協力頂いた方々、スタッフの皆様、共演の皆様
本当に有難うございました。お世話になりました。




眼鏡をみかけたら教えてください。
黒ぶちの眼鏡です