翌朝

舌の裏に口内炎ができた。それはさておき
上映が終わるまで死ねないと思っていたが
終わって死ぬ事もなく東京に帰ってきた。
出演者・協力者より先に木ノ本の皆さんに観て頂く事になった
映画の反応は、笑いであった。嬉しい。

自分も出しておいてなんだが、演目はどれもよかった。
それぞれ自分に正直な表現のようで、観ていて気持ちよかった。
高森くんと陽子さんの二人の娘は、奇跡のように可愛らしかった。
出展は力作ばかりで、参った。Tシャツは6枚売れた。

高森くん、三沢さんとまただらだらできて楽しかった。
昼飯になれ寿司を食ったり、本番直前の高森くんにやる予定のネタは全部やめた方がいいと動揺させたり、これまで積み重ねた罪障を取り除く精神修養の闇の中で及川なおと一緒にいる妄想をしたりした。

主催の健太郎さんは地元商店との連携でスタンプラリーも開催するなど
なかなか活動的な社長になっていた。歌も安定感が増していた。
皆、非常ーに親切だった。色々なものをもらった。

「成田も湖北に住んで映画撮ればええんや」と高森くんに言われたが
きっと延々とだらだらしてしまうのでそれは嫌だ。