日曜の朝

小雨の中、散歩。合羽を久々に着る。まさか犬の散歩で着る事になるとは、前回は全く想像していなかった。ふいに'spontaneous'という英単語が浮かび、意味は忘れたが「スポンテーニアス、スポンテーニアス」と頭の中で繰り返しながらフクちゃんのもとへ向かった。研究社 新英和中辞典によると「自発的な、自然に起こる」とか「自由意志で」とかいう意味らしい。スポンテーニアス、フクちゃん。

知りまっせん
土曜の夜は『サマーウォーズ』DVDを鑑賞した。映画館で観た時みたいな感動はなかったが、いい映画だ。(以下ネタバレ含む)
何故かというと世界中の人間に共有され、日常生活のインフラとしても根付いている「OZ」といった設定の魅力や、人間の絆の力といったテーマが有るからではなく「大婆ちゃん」こと栄さんに励まされると、みんな目の前の事に一生懸命になれるからである。栄さんの力も凄いが、まず「純粋さをもった自然な行動(あ、スポンテーニアス)に没頭する事」自体が感動的である。純粋さをもてる時期というのは短い。そして同じ行動に対して二度と同じ純粋さを持つ事は出来ない。結果はどうあれ、それが普遍的な切なさを感じさせるから、いい映画だと思う。青春映画、大好き。山下達郎さんのテーマソングもそんな「二度と戻れない感じ」がしてキュンとくるのである。逆に気になるのはAI(人工知能)が原子力施設に人工衛星を落とそうとする事と、AIをOZに放ったのがアメリカ国防総省だという事。AIというのは「自己保存」とかはプログラミングされていないものなのかと。人間がいなくなったらネットの世界もなくなるんじゃないの?あと世界中の情報を掌握しているようなところの人が、そんなミスするかなあと。全然詳しくないので誰か教えて下さい。
他にも考えた事があるのだけどブログに吐き出せないまま寝たら久々に夢をみた。道化師役で映画に出演する夢。そんな消化不良な日曜の朝(これ書いてるのはその夜)。ああ、気持ち悪い…