テッテレー


吉祥寺ジョージで手ぬぐいやそば猪口を買う。ちょっとしたプレゼントを買うのにとてもいい店。自分も、今年は手ぬぐい巻いてこうと思った。写真は縞柄の手ぬぐいをパルコのトイレで装着したところ。我乍ら顔デカイな。アラサー。

雨だったけど乃木坂駅から国立新美術館のチケット売り場までは直接行けるのだった。話題のルーシー・リー展である。知り合いやtwitterでフォローしてる人も結構出かけている展覧会。今月の芸術新潮もルーシー。
ぜんぜん知らなかった人で、webでチラッと見る限り「超ハイセンスの芸術作品」とかなのかなと思った。

ところがどっこい親近感が強かった。作品も、メモや手紙も、工房や自宅も、どれもきっちりしていて「自分のやり方」をやってる感じ。きっちりしてるから、時代毎に作風は違っても、並べてみるとすっきり「やりたい事」が見える。単品もいいけど、集めて見てもとてもいい。統一感を感じるのはブレてないから。
彼女の本性が自然に向かったやり方とやりたい事が、他の作家や学者、時には企業などからの影響や指示も変に隠されることなく、作品になって見える。率直さに親しみを感じた。
余計な飾り気やムラがない一方で、ねじれやゆらぎ、偶然といった陶芸の要素を楽しんでるのがシンプルさゆえによく判るというか。「私は芸術家じゃない、陶芸家よ」と本人が言ってた通り。でもそのシンプルな生き方は芸術的だと思った。

音声ガイドは樋口可南子さんでした。21日まで。


偶然会場で会った友達と古くてデカイ喫茶店カルボナーラを食べた。友達は目録も買ってたので見たりしながら。やっぱ皆見に来るんだなあ。お気に入りだという原宿のH.P.DECO関連のショップを教えてもらった。店員さんのブログ→人モノ音、時々旅、頻繁に猫 楽しいし勉強になるそうだ。そういう場所あるといいなと思った。

雨の中歩きまわった為か、フクちゃんの散歩の後、深夜営業の食堂でカツやら肉やらモリモリ食べてしまった。
今、自分史上最大に太ってます。テッカテカです
好きなもの好きなだけ食べて運動しないとオッサンになるのである。
でも「なんかまあ、それでいいじゃないか」と思う自分が少し怖い。