みせしめ。

とか書くと某写真ブロガーのタイトルみたいだがTilleul閉めました。最終日だからか、いつもより来客は多め。メッセージをくれた方々、有難うございました。

夜散歩の前、フクちゃんのお母さんに「足首がひどく腫れているけど大丈夫か」と言われた。確かに見ると変色している。大した傷ではないのだけど、消毒を怠っているので腫れてきたのかもしれないと思い、痛いことは痛いので、散歩中もちょっとびっこひいてみたり。
家に帰って足首をよく見ると、サンダル焼けの日焼けした部分と傷が重なって腫れて見えるだけだと判った。人に言われた事は、影響力があると思った。
こんな例もあるらしい。酢入りのビールはマズい?情報が感覚を支配するという実験例

学生寮の管理人のおじさんは小柄でせっかちで、彼女がいつもいる人だった。自分が小柄なのを見て「チビは太っちゃ終わりだぞ。モテないぞ」と言われたのが未だに頭に残っている。
ちなみに同郷のよしみか、自分にもよくしてくれて、泥酔して警察のお世話になったりすると「退寮させるぞ!」と本気で怒ってくれたりした。

上の画像はハーモニー・コリンの『MISTER LONELY』である。冒頭からずっとニコニコさせられて何か優しい気持ちになっているようで感動した。ゲリラ撮影と思われる部分で映り込んじゃった人の表情まで優しい。この人にしかできない「すっと入ってくる」人間ドラマを見せられた気がした。
人によっては他人事みたいに感じられるかもしれないが「自分以外になること」「憧れの人の物真似をすること」は自分にとっては他人事ではないのだった。