ゆるっ

駒場に龍昇企画公演『モグラ町1丁目7番地』を観に行った。駒場で芝居を観るのは学生の時「小鳥クロックワーク」を観に来た以来。

お先真っ暗の中年兄弟。彼らの境遇が一瞬清清しく思えたような気がした腹違いの妹(ちなみに開演前に隣のコンビニでお見かけした)。客である自分も一瞬、顔画工房の『劇画黒座敷』を連想する(絵は懐かしかわいい感じだけど、業の深い人兄弟たちのテンション高い漫画なんだこれが)。まあ、違うっちゃ全然違うけど。
自虐とかじゃなくて突き抜けたキャラクターの感じが心地いい。
あまり言うとネタバレになってしまうが「芝居してない時」の出演者の芝居もいい。もはや素なのか何なのか判らんが共有してるのが楽しそうである。わくわくする。
キャラクターのテンションでいうと、とにかくやる気がなくて声がちいさい。それは生まれてこの方持った事がないように見えるほど。めちゃかっこよかった。ぶつぶつだらだら皆好き勝手に喋ってるようで初見でも人間関係や状況がなんとなく判るいい塩梅。緩さ、素、では過去最高の芝居。生演奏もいい。11/3まで。

41 : リスモ(関東):2010/10/27(水) 19:52:58.47
中国のおまえらの反応っておまえらそのものだよね

45 : ティーラ(西日本):2010/10/27(水) 19:53:35.27
>>41

だって中国のおまえらなんだもの

いいなあ。一部かも知れないけど、ゆるーく無効化。日常的にやってる事でそれができちゃうって凄い

中国も5年後には生産年齢人口と老年人口のバランスが崩れ若者世代がジリ貧に追い込まれていくらしいけど。うちの親父も還暦いってるので今度話してみようかな。全然数値とか確認してないけど


生なものに心惹かれる。音楽はUstreamなど生中継でも作品の大半は伝わったりするが、芝居は生とは別に、実際にその場にいないと大事な部分が伝わらない作りになっていると思う。生と生身の体同士で共有する体験は、今後もっともっと貴重になっていくのだろうか。

もっと自分も引き締めたい。いい役者のいい芝居を観て(あれで初日とは…)40代になろうが50代、60代になろうがいずれは。そう思ったのだった(生きてたら)。

ちなみに姜文監督の『鬼が来た!』は個人的に香川照之出世作

にほんさむいねん、。‼less than a minute ago via Echofon