テレビを消した


新日本風土記、東北の冬
同じ土地に暮らし続けてきた人々の姿に交じって
ある写真家の作品が紹介されていた。小島一郎。
雪の中を歩く人の後ろ姿も、風土記のひとつだろう
でもこの色彩。
確かに知ってるけど見たことのない景色だ
岡本太郎が撮った青森は雑多な人間の生々しさの記録だった
小島一郎が撮った青森は雪と人だけ。宗教画のような、心象風景のような。

小島一郎


ネットが繋がらなくなって偶々観たのだけどいい番組だった。
各地で暮らす人達の、土地や家族や集落との繋がりや歴史が
控えめに、でも誇らしく見えた。