きょとん

彼女の公演が終わった
本番前は稽古漬けの日々で
稽古以外の時間もしっかり楽しんでいた
すごいなあと思った


でも彼女が好きな芝居を作る時間に
一緒にいられなくて悔しいと
酒に酔った時に言ってしまった
「私の中に君がいるから大丈夫」と言われた


きょとんとしてから
彼女の中の自分を考えてみた
「そういうもの」が誰の中にでもあり
僕の中にもあるのだろうということを
初めて考えている気がした



弁当を沢山作った
本当によく食べる
東京の公演ではこれからも作りたい