わからない理由

冷蔵庫のお茶の蓋が少し開いていて
庫内が濡れていたので
野菜を拭き、ラップで包んだ。
人参、じゃがいも、玉ねぎなどが
ひとつひとつ包まれて並んでいるのを見て、
お茶をこぼした事を誰にも言わなければ
どう思われるだろうと思った。


誰かと一緒にいるというのは、
自分にとっての誰かの印象が
一層積み重なることである。
すれ違うだけの人々なら、
わからなくても困ることはないけど
生活を共にする人の行動の原因が
わからない時は困惑する。
コミュニケーション、大事。


ちなみに家族というものは
長い時間を一緒にいるようで、
実際はそうでもない。
大抵は大人になるまでの時間より
大人になってからの方が長いし、
一日の大半は仕事などで離れている。


一度田舎の母とあとどれ位過ごせるか計算したら、20日あまりしかなくてびっくりした。
誰かと朝起きて夜眠るまで一緒に過ごす日なんて、どれくらいあるだろうか。
そんな訳で家族といえども
結局はよくわからないままであるし、
一緒の時間は、たとえ何事もなくても、
一瞬一瞬が過去である切なさと共にある。


ところで人間がやることすべてに
共通する理由がある
気持ちいいからというものである
世の中に起こるどんな酷い事にも、
必ず気持ちよくなってる誰かがいる。


何でどう気持ちよくなるかと、
誰かと一緒にいる時間の大切さと
両方有って、人間なんだな。みつを


眠ってる時に見る夢は、起きてる時に得た情報の整理とか言われているけど
僕は文章にする事で、感情を整理しているきらいがある。
どうも、速くない。




落ちていたものを並べてみた