演技心得。
芝居浸けの毎日の中で
演技心得というか「なるほど」と思った事を書いておこうと思ったのだが
書いたメモを稽古場に忘れてきたので保留。
ちなみにこの日は稽古場に泊まった。
寝袋ラブ。
(追記)メモよりそのまま転載。何のことやら判らないものも
あるかも知れんがあしからず
- 相手の空気を察知して待つ。それから入る
- 普通に言う為に、オカシクなってしまう理由を考える
- 照れない
- 内容をしっかり伝える為に言葉を立てて話す
- 今、この事をやっていく!という集中
- 芝居に入る間を探す。点検する
- 喋り始めるまでが勝負
- 状態のチェックをお互いにする
- 顔を上げると客に対し閉じてしまう事を意識する
- 息をつめると声が高くなる
- 関係を作る
- 笑いながらしゃべるセリフは伝わらない(誰かを笑わせる為に話す時、自分は笑っていない)
- 一文節、一音毎に自分がどういうつもりなのか乗せて伝える
- 呼吸を変えると体が変わる
- テンションでやらず自分のやっている事を見る。周りにも見せる
- 針の穴を通すような集中をしてセリフを出す
- (兵隊)身体に力を入れる。語尾をはっきり話す
- 相手に言葉をかけること。相手を動かそうとすること。うまくいかないのはそれがないから
- キャラクター毎に居方、テンポ、リズムがある
- 客が感じる「言うべきところ」を感じないといけない
- 自分の中で変化・判断がある時はその前後でセリフ・動きのスピードが変わる
- セリフの後、周囲を見て芝居を続ける
- 引く芝居はしょぼい
- 笑う・泣く等は感情の動きを探すこと。やろうとしてはやらない
- 相手が相手だけの世界に入ったら、そっと消える
- 語頭(第一音目)をしっかり出すには自分が思ってる以上に身体に力を入れるなどの意識が必要である
- 真剣の集中度が高くなると芝居はなくなっていく。そこに居ることにだけこだわる
- 家に帰ったら予習・復習で課題をつぶしておく
- 居方にこだわるだけで見え方が変わる
- 自分がすべった事を笑う。隠そうとしない
- 素の状態…間違った時のテンションの下がり方
- ジャブ、パンチ…セリフの当て方を考える
- どういう気持ちでいるかと決まっている動きが合ってないと伝わらない
- 雰囲気で話すと自分の中で事件が起きない
- バカ笑い、大声はお客さんを意識してする
- 目標が無いと体が消えていく
- 作品全体のリズム、流れを意識する
- 自律を継続
- 自分がどういう状態か意識し高い状態に持っていくようにがんばる
- 常に見せる意識を持つ。やりたいようにやると力がなくなってしまう
- 余計なことをやるとガチャガチャして面白くなくなる
- 「いい人」としての芝居をすることからは逃れがたいが、役として必要な芝居をしなければならない
※工場で指を落とす話
- 自分が守りに入っている時はその場で気づき、常に工夫をして立て直していかなければならない
- 工夫…息を変える、姿勢を変える、セリフを相手にかけるなど
- 驚きを与えるには普通に話すのがよい
- 腹を決めないとセリフはきちっと出ない
- 面白いことをやりたいと思っても伝えられなければやってはだめ
- 後半、2幕目には前半、1幕目がどうだったか振り返る
- 自信のない部分でも自分の責任で堂々とした気持ちで演じる。うまい、へた、正しい、間違いはどうでもよい
- 役を自分に引き寄せて演じなければならない。それは稽古初日からできること
- できた/できてないことを確認して次へいく。その繰り返し
- 他の人のトーンに合わせない。色々と反応する
- セリフを言う前に余計な事をしない。言いたくなるまでじっとする