振り返り2


残り物で作った親子丼。独り者の食事はマズくても構わないので気楽なものだ。
昨日に引き続き、先週の事を書いてみる。情報の少ない日は特にそうだが、感じた事を覚えているつもりの日の事でも、やっぱり書いていると現在の自分が出てくる。どんなにくだらなくても、その日有った事は書こうと思っても「くだらない」と判断する現在の自分のフィルターがかかる。ギルバートさんの言う通りだ。

幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学 (単行本)
作者: ダニエルギルバート, Daniel Gilbert, 熊谷淳子
出版社/メーカー: 早川書房
発売日: 2007/02
メディア: 単行本
最近読み返した心理学の本がこれ。ありゃ、3年前の本だった。この本に書かれている事を、先週のブログを書く事で実感しているようなものだ。自分の感じた事・思った事を記録するなら、少なくともその日の内でないとダメですな。しかし記録装置としてだけブログを書いている訳でも無い。実際自分の書いたものを見ると、書き出した頃は何故か芸能人的なアピールを意識しているようだし、読者に語りかける口調の日もある。まあ、目的はなんであれ、書き出すとスッキリするのは間違いなくあり、だんだんと自分にとって大事なもののようにも思えてくる。
ブコウスキーの『詩人と女たち』など読んでいると、ちょっとブログ的な感じがする。毎日あんなだったらとんでもない人生だが、自分の事を書いている文章というのは、やっぱり本人にとっては癒し効果があるんじゃないかと思う。