なう


休日の夜、USTREAM宇川直宏氏企画ライブストーリーミング&スタジオ『ドミューン』と安田理央氏ほか企画の『ダミューン』を観ていた。『No.1 in Heaven』買ってたので知ったのは「ダ」が先だったが、しかしゴールドマンは知らなかったno.3が届くのが楽しみだ。「ド」出演のDE DE MOUSEも『キラキラジブリ』で既に知ってる人であった。GOLD PANDAすごい好きになった。Spangleを知った。


両方、すごい面白かった。映像・音楽メインの企画になってたから同時流しでも楽しめた。最初は『ドン・キホーテ』を読みながら観てたのだが、VJも凝ってたし、DJのプレイ自体面白かったし。ゴールドマンの映像も良かったが、酒飲んで踊ってる会場のリアルタイム映像を観ながら、twitterのTLも「酒飲んで踊ってまーす」みたいな感じで、「『ドン・キホーテ』はいつ読んでも面白いしなあ」と読むのを止め、酒を飲むのだった。DJ&USTREAMの「今、此処」感はすごいなーと思った。既存のパッケージより生のライブ感。
ふわふわしている自分をそのままで現実に落としこめないかなと考えていた。その時に応じてその場で必要な役割を演じてきた。自分が出来ない事は出来る人がやればいいと思ってきた。社会問題は現在生きている全ての人が等しく責任があると思うが、そう思う事には何の意味もないと思ってきた。自分が出来る事は本当を求めて生きていく事だけだ。現実は日々膨張している。

「しかし、われわれ新しき哲学者たちは、人間たちの間に存する現実の位階秩序や価値差別の叙述から始めるだけでなく、同化や調停の正反対をも欲する。われわれはあらゆる意味において疎隔を説き、いまだかつて存在しなかったような懸絶を引き開け、人間がかつてなかったほど悪意的になることを欲する。今のところ、われわれはまた互いに見知ることなく人知れず生きている。隠者となり仮面をつけることさえ、多くの理由からわれわれに必要になるであろう。したがって、われわれは同士の糾合にはすこぶる不得手であるだろう。われわれは唯ひとりで生き、おそらく七つの孤独の責め苦をことごとく味わいつくしているであろう。たまさかに行き合うことがあっても、われわれが互いに人違いをしたり欺き合ったりすることは必定であろう」(『力への意志』九八八番)

ニーチェが生きていたらtwitterのフォロワー数は10万位いきそうである。発狂して死ぬこともなかったろうに。