忘れちゃうよ


休日。ミーハーの血が騒ぎ中本の北極スペシャルを昼間から食べる。ソーセージ系とかチーズとかは自炊に近いので満足度は並であった。

twitterでも垂れ流したが井の頭公園の桜をチェックしつつチューハイを飲む。天気が良いと五分咲き位に見える。翌日サマーウォーズ細田監督が来園してたようだが、寒いと三分咲き位に見えるだろうと思う。
弁財天で『はなしことば 仏説五百幼童経』をもらう。

毎日行動を共にして一体となり異なるところがありませぬ

っていうキャラ立ちしてるけど仏教説話が前提のキャラクター。500人が一体て。自分は仏教にも全然明るくないが、「人間を進化させたい」という純粋な願望はあるんだろうなあと思った。欲望をコントロールできる賢い人間になるには客観的視点とルールが必要で、欲望のコントロールの為に転生という仕組みを説いております。自分は三国志董卓とか倫理的な話には距離を置いて「清濁併せ呑むとはなんぞや」と良いも悪いも人間的なふるまいとしてこれまで理解し、実践してきたつもりだけど「自分の命をどう使うか」という志がないと容易く単なる変態になってしまう事も実感したもんだ。
自分の命をどう使うかというのは、どんな風に死にたいかを起点に如何に行動を組み立てるかという事でもあると思う。志の一面にはそういう個人的な部分もある。大げさで重苦しいようで、当たり前で且つ切ない事である。
弁財天でおみくじを引いたところ「吉」であった。
一片無瑕玉(いっぺんきづなきたま)
従今好琢磨(いまよりたくまするによし)
得遇高人識(こうじんのしきにあうことをえて)
方逢喜気多(まさにききたあうことおおし)
少しもキズの無い玉(これは智ある人の事)。でもまだ磨いてない玉である。
これを磨いて光を顕すのだ。学問として智慧を磨けということだ。
高いレベルの人に見出されれば玉の光として徳も表れるだろうよ。
そしたら喜びに逢う事も多いだろうよ。
意訳。あーそうですかと酒を飲みながら歩いて帰る。色々と見られて面白かった。