ひも

この宇宙に人間が生存している。それが「偶然」起こる可能性はほぼ0だそうな。だからそうならざるを得ない原理、宇宙の設計図があるのではないかと言われたりもしているらしい。
でも、あのゴリラーマンにも出てきたホーキンス博士いわく、特にそんなのなくても説明できるらしい。例えば格子状のセルと単純な規則で作ったセル・オートマトンが「生命現象、結晶の成長、乱流といった複雑な自然現象」を模している事を挙げているそうだ。
宇宙のグランド・デザイン
デザインとは別に、宇宙の成立ちを説明する理論も、これだ!という答えは出ていない。超ひも理論という名前は知ってても内容は全くわからないものが、理論物理学の主流であるらしいが、実証が困難と言われている。10の500乗種の異なるひも理論があり得るんだそうだ。そりゃ困難だ。
宇宙のランドスケープ
時間潰しに池田先生のブログを読んでたら、子供の頃まぶたの裏に見ていたものを思い出した。

セル・オートマトンて寝る時見えるものに似てる Cellular Automata 2D 0: http://p.tl/fn9o 動きはこれに近い Cellular Automata C++ Experiment: http://p.tl/kKPv ような。less than a minute ago via web

微生物が蠢いているようにも見え、ぞわぞわと音が聞こえるようでもあり、急に頭を振った時など、たまに衝撃と共に脳内出血してるような「じわー」と頭の中で音がする事があるが、あんな感じもするもので、子供心に何だろうと思っていたものだ。
フラクタルやらオートマトンやらを知って思ったのは、あれ、宇宙ってこういうものなんじゃね?という事であった。人間である自分の身体の内側に見えたものがそれらに近いように思えたからである。つくづく、安易でのんきな性格なのであった。

坂本美雨がすごくいい。