狂気

というほどのものでもないが、珍しい体験をした。

ははん

昼から埼玉のジャンクガレッジ本店へ向かう。友人と新宿で待ち合わせ、東大宮へ。宇都宮線直通電車であっという間に着いた。牛丼、餃子、ラーメン屋、蕎麦屋、すし屋、肉屋、和菓子屋。東大宮は食い物屋が多い。今日の為、前日絶食してたので空腹かと思いきやそうでもなかった。運動不足。

B級グルメに精通している二郎マニアの友人の予言通り、店舗の前には黒烏龍茶の自販機があった。お昼の混雑前だったようで、数分で座れた。
店内にはパンクロック的な音楽が流れ、漫画本の棚などは無い。店員は接客と調理で一人ずつ。機械的な笑顔と客あしらいに緊張する。カウンター席も真っ赤で好戦的なムードである。土屋アンナ他、芸能人のサインも日にちが新しい。コショーはGABAN。いいねいいね。
友人の言うとおり、注文時に麺の量についてのアナウンスがある。麺の準備が出来るとメニューに応じてトッピングをどうするか訊かれる。自分はまぜそばをチョイス。生にんにくとチーズ増しでオーダーした。

このまぜそば、底に濃厚スープが潜んでいます。ぐちゃぐちゃに混ぜて一口食べると…パンチの効いた味の要素を見事に一体化していて感動。卵黄の包容力はすごいね。一瞬カルボを連想した位、存在感のある味でした。ブラックペッパーが「ジャンクなんだぜ」という主張をしていてかっこいい。

飲み干しました。

続けて越谷レイクタウンへ。ここのフードコートにもジャンクガレッジが入っている。埼玉には滅多に来ないので連荘である。ニンニク臭い口を押さえて電車移動する。
本店のまぜそばは美味だったが、正直ボリュームには満足してなかった。二郎インスパイア系といえば、野菜タワーのインパクトを堪能したい(ちなみにまぜそばはラーメン次郎関内店の「汁なし」が源流らしい)。

で、「ラーメン大の豚肉・にんにく増しの野菜トリプル」を頼んだらこれが来た。フードコートの他のテーブルから笑いと注目を浴びる。「もやしは栄養価高いんですよ」という友人の声を聞きながら本気モードで食べた。
ジャンクガレッジの麺の量は普通で2人前らしい。大は完全に挑戦レベルであった。胃が内側から「ミシ、ミシ…」と音を立てて広がってるのが判る。意地でスープ以外は完食。いつでも吐けます状態。友人に「これ消化しようか迷ってるんですが」と言うと「企画的にも消化した方がいいんじゃないですかね」という話。食器を返しに立ち上がると胃が少し楽になった。
二人ともiPhoneだったのでアプリで気を紛らす。オトスケッチBowlsにハマってたらあら不思議。胃は消化を始め、だいぶラクになった。

外は雨だったのでレイクタウンをぶらつき(withニンニク臭)、帰りは国分寺首里乃家で島らっきょで泡盛。結構長くやってる店で、気軽で大衆的な雰囲気でリラックス。フクちゃんの散歩が待ってるので、飲み方がコントロールできたので嬉しかった。