Stoutでの最後の店番。大家さんにもご挨拶。いつも差し入れなど有難うございました。今店では妖怪ダルマがいい感じです(今更)


野人さんのブログを読んで、食事と睡眠が老化の原因ではないかと思いだした。そういえば子供の頃は、ご飯を食べて昼寝して、起きたら顔が老けていた。成長速度の速い思春期特有の自意識過剰な思い込みか。
必要栄養素とかを摂取し、6時間睡眠を続ければ健康でいられるというのが信じられない。上京してからこれまで、マトモな生活をしたことはないが、風邪は3回位しかひいた事が無い。大病は1度も無い。見えないところで進行中なのかもしれないけど自覚なし。
学生の頃は暇過ぎて過食嘔吐に走ったり。酒はほぼ毎日泥酔。編集アシスタントの頃は徹夜続き。未だに睡眠時間はマチマチで、酒を飲まない日はつい徹夜したりする。食事は一貫して食べようと思った時に食べてきた。栄養の事は考えない。

食事や睡眠も飲酒や喫煙と同じようなもので本当は必要ないのではないかと思ってしまう。好き嫌いもなく、食事自体は楽しいが、その時食べる物が本当に必要なのかどうかは疑わしい。どれも似たようなものだから何でもいい=好き嫌いがないとも言える。

そこで野人さんのブログである。農業などで「製造」された食料、というのが間違っていると言う。本当に必要なものは、野山に適当に種を撒いて出来た植物を食ってみれば「腹ごたえ」で判ると。理由が理屈ではないのでやってみるしかないわけだが、自分はなるほどと思った。そういう経験あるなあと。

地元の山の湧き水は、ちょっと異常な位に生気をくれる。でもそれが本来の食べるという事であり、日常の食事の方が異常なのかもしれない。もちろん娯楽やコミュニケーションとしての食事は楽しいものだし、長寿命を目指すと栄養素とかは大事なんだろう。だが実感として生気を得ているという感じがしないのは問題だ。

ひどく飢えた事もないし、気が狂う位起き続けた事もない。でも習慣付けられている「当たり前の事」は当たり前じゃない事も多いと思う。