リアリッティ
学生の頃ホナちゃん絡みで知り合ったほうほう堂さん。↑は最高です!
用事は創作です
用事を入れる行為は、それ自体が表現行為であり、自分の創作である。みたいな感じ。この日のtweetは、ほぼ全てほろ酔い。
三軒茶屋にONEOR8公演『絶滅のトリ』を観に行った。Tilleulで結婚指輪を注文してくれた知人が出演していて、商品お渡しも兼ねて。久々の三茶は雨だった。パブリックシアターは駅から通路が有って行き易い。
ONEOR8初見。リアルなセットの芝居を観るのは久しぶり。とても面白かった。リアリズム演劇というのだろうか、ひとつひとつのセリフが劇中のセリフなんだけども、リアルな日常会話的なものでもあって、「自然だなあ」と感じた。しかも結構声を出して笑った。こういう作為も嫌いじゃないんだなあ。
中でもジロウ役の伊藤俊輔がすごかった。凄い面白かった。コミュニケーションが苦手で自閉的で、昔いじめられてて、今は言動とリアクションが伝説的に面白いのでいじられるキャラ。口調や動き、表情も全て完璧だった。「いるいる!」というリアリティだけでなく、「この人は本当にこういう人なんだ」と思わせる説得力のあるリアルな演技だった。昔トラッシュマスターズにも客演されてたらしい。
知人の演技も初めて観たが、やっぱりしっかりしてるなあと思った。舞台芸術学院出身は伊達じゃない。自分はきちんと演技を学んだ事はないので、いつも感心してしまう。してたらいかんのだが。
終演後、指輪を渡した。サイズ直しで特注だったのだが、デザインが崩れる事もなく、喜んでくれてよかった。最後のお客さんの買い物が結婚指輪ってなんか思い出深いなと思った。
下北沢まで歩いた。この時から魔の「歩き飲み」が復活した。