いたい

やや寝坊で散歩後、高井戸にある東京家庭学校のバザーに行った。隣接している保育園と合同で、想像以上の規模。客もたくさん。3階建ての建物はいい感じにボロくて、でも子供たちや先生たちの活気があってすごくよかった。外から見えるものなんて高が知れているけど、生活の積み重ねが建物に与える味は、大好物である。

保育園に入るとカラフルなかわいらしさ+自分の思い出フラッシュバックでクラクラメロリンチョス。各部屋で物を売ってる保母さんたちはゆるくてフレンドリーだが、部屋の後ろで死んだザリガニが放置されていたりして普段の忙しさも窺えしみじみする。くまなく見て回ったが、中庭の風景がよかった。映画のセットみたいと思ったら現在映画の企画が進行中らしい。

実はDABADAの常連さん絡みでこのバザーを知り、連れ立ってのこのこ来たのであった。働いている姿は重さを感じさせず、すてきだなと思った。子供たちのシーツなどを洗濯するボランティアがあると聞いた。こんな場所で洗濯できるなんてうっとりである。バザーで売られている商品は全て近隣の人たちからの寄贈品だそうで、リサイクルショップばりに種類も豊富でいちいち半端なく安かった。衣類などはどでかいゴミ袋に詰め放題で500円。

ハロウィーン

夜はこまばアゴラ劇場前川麻子さんのワークショップに参加した。あろうことか10分遅刻してしまった。京王線は人身事故、井の頭線は客同士のトラブルで遅延。携帯がないと連絡もできず、胸がきゅっとなった。会場につくと発泡酒とテキストを渡された。「ゆるい感じですから」と制作さん。
現在上演中の『モグラ町1丁目7番地』の舞台でのワークショップ。劇場に入ると「成田くんですね」と前川さん。役者を鍛える本格的なものではないので緊張を強いるような空気ではなかったが、わくわくした。
だが普段「関係性の中にだけある私でいたい」とか言ってるくせに、周囲を拾いきれなかったり、「やろう」としてしまったり、イタイ感じになってしまった気がする。もっと身を任せてしまえばよかった。他の参加者は面白い人が多かった。あまり一般からは集まらなかったのか、舞台に上がる経験をしている方が多かったような。
ともあれ楽しかった。急いで吉祥寺に戻りフクちゃんの散歩を済ませ、下北沢で飲み会に合流。映画学校出身者などもいて、知り合いが増えた。遠慮癖が出て肝心の前川さんとは殆どしゃべれなかった。
仕事部屋

ダウンロードして逆回転させてみたらあまり面白くなかった

やっぱりすごい野人さん。

ブログの内容がマニアックと言われた。まあ生きてる事自体アブノーマルな気がするのでそれは仕方ないんじゃないかと思った。