まとめ

自分は「切なさ」が無いと作品が作れないとかほざいていた。

生きていた自分が特定の時空間に刷り込まれてしまう事。刷り込まれた場所では誰かがその事を感じられる事。意志とは関係なく起こるそれを思うと、諦め、感傷、心地よさが自覚される。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20090305/p1

思想に影響するような経験とは何かというとその時どんな感情を持ったかという事だと思う すなわち個人の思想とは感情により形成されるのだ 心的外傷(トラウマ)などの情報は様々な経験を通してもずっとキープされていくのである
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20090424/p1

人生経験や「今のワタシ」ともいえる意識と無意識に保たれる情報の総量は 循環して常にほぼ一定になるように出来ているのではないかとか
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20090821/p1

「自分の本性は、変化する自分を歓迎しつつ 変わった事を意識しようとしている部分」という事でした。(略)
これまでしてきた選択も、日常していた事も、特に意味はなかったのです。
社会があるので適当な意味をひねりだしていましたが、本性じゃないのでどうでもよかったのです。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20090902/p1

一つは自分の在り方について内向的に求めていく側面。これは自分を認識するようには他人を認識できないという意味でのみ、特別な自分への理解を深め、納得しようとする事。機械に例えて言うと内部の仕組についての理解を深める事にあたる。
もう一つは社会の原子としての自分を望むところに運転していく側面。これはどこにでもいる普通の人間として、大枠では何の肩書を持ちどんな仕事をして、他の人間とどんな関係を持つかという事。小さな枠では如何に自分を楽しませる状態を保つかという事。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100220/p1

どんな情報をどう消化したか(吐き出したか)が積み重なって、その人の個性も立ち上がってきたりするわけだ。実際リアルタイムではそんなに細切れにして意識する事もないわけだが。でも他者とのコミュニケーションも含めた情報の出し入れの中で「強い気持ち」とかが生まれてくるのは、なんだか不思議なもんだなと思う
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100303/p1

「純粋さをもった自然な行動に没頭する事」自体が感動的である。純粋さをもてる時期というのは短い。そして同じ行動に対して二度と同じ純粋さを持つ事は出来ない。結果はどうあれ、それが普遍的な切なさを感じさせる
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100307/p1

食欲、性欲、睡眠欲などに負けない程の快感を脳に与えるのは作る事であり、目的や手段は違っても頻繁に作りたい衝動は起こるものだ。それも情報としては読み取る事はできない。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100320/p1

既存の価値を破壊し得たものはアートである。社会そのものを破壊するものではない事がミソだ。社会なくしてアートは存在しないからである。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100323/p1

全く同じ瞬間は二度と来ない(略)
人はこの事を本能的に知っている生き物である。人間の全ての行為と、全ての感情の根底には、取り返しの付かなさへのこだわりが有る。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100327/p1

こうなればいいなと、単に言葉だけとか、都合のいい妄想と共に願うと、叶わない。自分の力が及ぶ範囲の願いの場合、自分の実力を知っている為に無意識では叶う事を信じていないからなんじゃないかと思う。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100424/p1

もしそれがあるとして、全てにおいて完全なものが目前にある事を想像すると、とてもこわい。そんなものは存在し得ないと信じているからこそ、自我が崩壊しそうでこわい。(略)自分にとって生きている実感とは欠落感なのである。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100504/p1

初めての体験をする事でのみ、人は変わる事ができると思う。単に新しい情報を得るという事とは違い、体を使う事がポイントである気がする。純粋な興味をもってその体験をすると、自分が更新されるような感覚になる。その感覚を持つだけで、無意識に溜まった澱のようなものが、多少なりとも消えるのだ。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100518/p1

最も個人的な創作を検討してみて、遡って考えて、粘土遊びに行き当たった。ありふれた喜びだが、間違いなく喜びがあった。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100613/p1

外を歩いていると、ふいに力が抜ける事がある。「あ、この犬も自分も、あっという間にいなくなるんだ」とか「この人達も一人残らずいなくなるんだ」とか、そういう事が実感されるとそうなる。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100622/p1

作品と作家の間に一方的な上下関係をあってはならない。(略)反応として作品があるという感じが理想だ。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20100926/p1

思い通りに動かず苛立ったりする経験も重ねていく内に対応するものへの理解が生まれ、やがて愛着になったりする。量の差こそあれ、その感情には対機械も対生物もそんなに違わない気がするのである。量の差など、個体差に等しい。
http://d.hatena.ne.jp/o33702/20110202/p2

大丈夫か
全然ちょっとじゃねえ。
これからも[妄言]タグにはご注意ください。
でも割とこれは好き→

ちなみに2年前に残した舞台俳優メモはこちら

拷問