祖母菩薩化プロジェクト(仮)


春一番が吹き暖かかった。フクちゃんが歯周病くさいので歯ブラシで歯磨きしてやった。だいぶ血も出たし(力は入れ過ぎてない)、毎日やったらよくなると思う。でも手が臭くなって終日閉口した。

母方の祖母は今年米寿を迎える。兄と自分とで祝を考える事になっているのだが、夜中に突然ひらめいた。
「ばあちゃんに酒を好きになってもらおう」
秋婆(母方の祖母の呼称。秋田の婆ちゃん)は自分が知る限り一番の人格者である。でも色々あって酒と酒を飲む人を忌み嫌っている。88年かけてできた信念を変えるなんて難しいだろうし、そもそもやるべきではないのかもしれない。自分が酒飲みだからという手前勝手な気持ちもあるかもしれない。
でも嫌悪感を出す時の秋婆の顔は冷たい石のようで、いつもの生き生きとした暖かいオーラが掻き消えてしまうのだ。それが残念なのだ。彼女が酒を受け入れられたら、文句なしの生き菩薩になると思う。それは当人にとっても望ましい事ではないのか。既に完成している秋婆のお墓(父がデザインした)の墓石には「心」の一文字。
とても美味しい日本酒を用意する。TETTAさんに習った菩薩メイクを秋婆にも施させてもらう。自分は土偶を献上する。秋婆の好きなものをリサーチして出来るものは用意する。家族で囲んでお祝いする。

もし、これが自分の考え違いで、既に秋婆は酒と酒にまつわる一切を受け入れているのであれば酒は用意しない。
また、これが自分の独りよがりな考えの押し付けに過ぎず、祝う行為でないと思ったらこれはやらない。
自分のイメージでは家族による生前葬のようなものなのである。米寿の祝いとは相容れないかもしれない。
今は兄にどう思うか訊いているところだ。これをご覧になっている奇特な皆さんにも、ご意見頂けたら有り難い。

秋婆の墓石には「心」の一文字。

TETTAさんのブログ。ナイスカップル!

やっぱり、身体動かしながらだと色々考えが浮かぶんだな。「そういうことか」って

泣〜かせらーあ

(今日のtwitter

女のひと2人組が「なんだっけ、あの彗星のごとく現れたひと…」って話してるのとすれ違った。すれ違って少し後に「あー! そうそう!」って後ろから聞こえてきて、彗星のごとく現れたのが誰だったのかすごく気になる。less than a minute ago via Twitter for iPhone

気になる!