すばらしい

東陽片岡のスナックには是非行きたい

自分には積み上げてきたものを失う恐怖がない

動画のコーディングが終わり、メニューを作りDVDに焼く。焼くのはそれほど時間はかからず、昼にはできた。続いて特典?DVDにとりかかる。Adobeソフトを複数使うのだが、レンダリングや書き出しする度に10分とか、気が遠くなる。テレビでは「電気もガスも使わない節約レシピ」を紹介していた。
(火を使わないカレー)
1.水気を切って潰した豆腐3にツナ2の割合で混ぜ、マヨネーズ大さじ1、醤油小さじ1、カレーパウダー大さじ1を加えさらに混ぜ、最後にパセリを振ってできあがり。

本など売った金で新潮5月号を買った。谷崎潤一郎作・出演「瘋癲老人日記」CD付き。筋肉痛だったが移動時はサイボーグのように走った。昨日嫌な思いをしたので作業の待ち時間に色々小説を読もうと思って新潮を買った訳だが、これがまた嫌な気分になってしまった。
西村賢太「寒灯」はまだよい。心情描写も解り易く、キャラクターもいい。携帯も出てくるので現代の話らしいのだが、そうなると昭和初期?風の台詞が不自然で気持ち悪い。何で携帯書いちゃったのか。
小山田浩子「いこぼれのむし」大会社に勤める者達の本音やどうしようもなさ、思ってるけど言わない他人への不快感など悪意に満ちていて面白い。妻が寝ている時に自らの身体を掻き毟った皮膚を食べる姿を目撃してしまう夫(そりゃする気も起きん)とかうまいし、行動が他人の目にどう見える(見えない)かでキャラクターが判るのもいい。だが暗い。うつの話だったのである。

散歩などで出る事も有るが、ここ数日部屋で独り遅々として進まぬ作業をしている、性格に難あり・無職の独身男としては暗澹たる気持ちになってしまった。夜の散歩に出た時は「もうバカー!」と思いながら走った。走ったらすっきりするかと思ったが、自分が小説の中にいるような気分は拭えなかった。スマートな上弦の月も、街も暗かった。

(今日のtwitter

クレヨンにぎりしめてたら粘土になったわless than a minute ago via web Favorite Retweet Reply

どうにか2枚目のDVDも焼き終わり、発送準備もできた。新潮の続きを読んでいたら、また揺れた。女川では3/4系統、六ヶ所では全ての原発施設の外部電源が遮断された。