あれま
そんな事も仰ってたのね
そんな国だったのか
じゅんじゅんに誘われて高円寺の素人の乱12号店にドキュメンタリー映画『女として生きる』を観に行った。女装している成田の立場で観て、どうなのだろうと思ったようである。成田は変態です
『女として生きる』は当事者による当事者の立場に立った映画だった。上映後監督と主演者のトークもあり、生の声が聞けてよかったと思う。出るかなと思ってたらやっぱり若衆バーのMIYAちゃんが出てきた。自殺者を減らしたいという監督の問題意識がとてもいいと思った。
性同一性障害(GID)と言われる人にとって、想像してたよりも恋愛は最重要事項ではなかった。監督の「性はグラデーション」「人の数だけ性別はある」という言葉は印象的である。確かに性別で好きになったり愛したりする訳ではないと思う。映画に登場する人達も、考え方は勿論、全部違うのだろう。
ただ社会において長年培われてきた性差に関する「物語」と戦っている彼女達は、皆しっかり自分をみつめ覚悟を決めているようにみえ、清清しく思った。