10年


こんな自分になろうという選択は本当に人生を変える
後から違う自分になろうとしても既に選択されたものが
他人と共有されるものだったら、その楽さに曳かれて
習慣を変える苦しさから惰性でいつまでも変われない

そんな
自分は自他に無神経な人間を憎む
自他の心の働きを軽んじる人間を憎む
自他を解ってるつもりの人間を憎む
ごまかしと言い訳と帳尻あわせを憎む
自分がそんな人間になっていく事を憎む

だから
20からの10年間はそんな自分を壊したくて
未経験である事なら何でも興味を持ち(大学の乱学)
他人のどんな表現も全て受け入れようとし(映画やアート)
やりたくない仕事に没頭したり(会社)

したけど。
酒、煙草、過食嘔吐などもう諦めなと思う。新しい発見などないよ。
自分を壊してくれそうな事は何でもしたかったが、壊れる事もなかった訳で。

そして
経験だけは有る変態になっていて、場に応じて変わるカメレオン人間で、それでいて自分が憎むかつて選択した自分からは
全く抜け出せていないのだからね。

内閣不信任案が否決されるのを見てたらすごい睡魔がきて寝た。
ゾンビゲームのゾンビを全部瞳孔開いた笑顔の人間にしたら危ういと思った。

どばどばっとね