ゼロからゼロ、から

去年の夏から通っていたWebの講義が全て終わった。
通う前には想像もしなかった、
良いも悪いも感情を揺さぶられる体験がたくさん有り、
これまでにない人生勉強になった。講義自体は普通だったが。


これほど深く他人を知りたくなったり、関わりを続けたくなったり、
固執してみっともなさを曝け出したりした事があっただろうか。
もはや以前の自分が思い出せない。


家族の病気、自ら招いた貧困、各種トラブルと
去年から続くあれやこれやも同時進行で
時間も金も余裕がなかったが、不思議と心に余裕はあり
呑気に楽しく過ごせる時もあった。


でもそれは心を動かさないようにしていただけで
心を留める仕組には不信のヒビが入り
自分の中に変わらずにある醜く冷酷なエゴと
心中覚悟で組み合うしかない。


エゴを誤魔化したり抑えこんでもいずれ爆発する。
その誤魔化しや抑えこみを嘘と呼ぶなら
嘘で作った生活をエゴが壊しの繰り返しで
積み重なるものも前進もなく、踏み潰す足元は沈んでいく。


理不尽さへの怒りを自覚できた以上、何とかやっていけるとは思うが
壊れて間もない今は周りに残骸しか見当たらず
これが最後なのにと、勝手にも悔しく思う


追記
 「嘘」という言葉に誤解があったので。
 「全く偽りの自分」という意味ではありません。
 社会とうまくやっていく為、また自らそうありたいと思い
 作られてきたそれもまた自分な訳で。

 ただ破壊衝動のような「みんなしね」と思うような
 やたらとエネルギッシュなエゴは依然としてあり
 それを無視していた事は嘘だったんだなと。

 めんどくさいですね。ああ、恥ずかしい。

 海を克服しなければ

 仲間意識が足りないんだ