整理

生きるとは続けること、
それは誰でも知っている
続けるために僕は何か表現する
表現されるものは、
取るに足らないものがよい
忘れたくないものであればよい
絶対に忘れるし忘れられる


忘れることと忘れられることは
ほとんど同じことだと思う


続けることを妨げるのは終わらないこと
続くと思ってしまう飽きや油断や放棄だ
要するにあきらめであり思いこみだ
必ず終わる。だから続けなければならない
恋は終わるからよい
終わらない恋はどこか異常だ


取るに足らないものがよいというのは
取るに足るものはきっと他の人がやってくれてるからだ
無責任で気楽にいられるからかもしれない


言葉で表現している自分は嫌いだ
つい気取りや格好つけに意識が向いてしまい
今、ここで生きている事が希薄になる
大概そんな状態の時は存在感がない
なくても生きていけるものだけど
見ていて気持ちいいものではない


言葉以外の表現は子どもと遊ぶことだ
大人として子どもに見てもらうのも
子どもとして振る舞っているのも両方よい
教育という言葉はいやだ
ルールなくして人は人とふれあえないのか
かもしれないけど
異なる条件のもとに生まれ
受け入れ反発しながらゆがみねじれて
積み重なっていったそれぞれは等価だ
矯正などもってのほか


ときどき、知り合いというのが一番面倒くさい
友達も仲間も要らないと思うときがある
演技をする余裕がないほど疲れている時だ
どうにもならない歪みごと受け入れるしかないのに
強制的に善意が押し付けられるとfuckyouと思うが、
それも歪みだし突きつけられた新しい状況だから
エスト形式に受け入れてクリアを目指す
終わりを目指して常に答えはない