仲間

堂々と貧乏暮らしを楽しみたいというか
金を必要以上は稼がずに、満足して暮らしていきたい
自分には与り知らぬ理由で起こる出来事に面した時
面白がれる余裕があったらいいなと思う


そうして生きていく為には
自分が受け入れられる価値観を持った、違う人たちとのつながりが必要で
つながりは自分がどんな人間なのか、表現しないとできにくいようである


彼女はバンド音楽に詳しくて、ピンクフロイドを教えてくれた
DVDで見せてくれた、タランティーノも好きだった
どこかで大島渚が好きだったことを思い出したし
こないだ出かけた店では、空手バカボンを聴いて好きだった


とりあえず表現するには好きなものが必要で
好きなものを自分が好きであるということだけ
表現できていればとりあえずは始められるが
周りにあるもの全てに好きと嫌いがあるし
それ以外のものが出てきたりもするので
いちいち表現していくのは大変である


彼女は口は悪いが性格は良くて、生き物でも何でも
何でかこの世に在るという点で同じ仲間としてみている
センスとか小細工なんかは嫌いで、動物として生きている


でも色々あるから時々そうではない自分に嫌気がさして
自分がここにいなければいいと思うこともあるらしい
その状態をメンヘラと自分で呼んでいる
メンヘラというのがそういうものなのかわからないが
分析して理解しているのでケロリとまた戻ってきて
あーメンヘラだったと言う


暮らしの中で何を楽しみとしてどこで満足するかによって
必要以上の必要な金額も決まってくるわけだし
考えるべき選択項目は沢山あるし情報はどんどん増えていくけど
まずは面白がれる余裕があること


つながりを持つ視点として、仲間は僕にはないものだった
彼女は変化をくれているし、僕もあげている気がする
変化に対して面白がれている今があること
これからもそういうものを求めていけたら
きっと満足なんだと思う