秋です

植物、紡ぎ、縫い、食物、遊ぶ子供、佇む大人。高画質!!!どうやるのこれ

パソコンの動作音が耐えがたい秋。周りが静かになったのかもしれない。
夜の散歩から帰宅途中、雨が降った後のような、まだら模様の道路に出くわす。表面が荒れてアバタになってるらしい。熟したバナナの皮を連想、土屋萌児の『夜道』を思い出す(バナナの皮で作ったアニメ)。

>猿の自慰行為と日本のお盆に興味を持ち制作した作品。
…音楽も自作。衝動を落とし込む人です


打ち合わせでご馳走になった西荻窪珍閣の麻婆刀削麺が美味かった。先方のプロジェクトメンバーに誘われ、照れる(アホか)。打ち合わせ後WS生からまた荻窪のpoco a pocoで飲んでると連絡あり、日本酒をご馳走になる。自分は何も言ってないのに初対面のおっさんに「じれったいなもう」と言われる。「有名になれよ、それでいいじゃねえか!頼むからがんばれよ!」と言われ、何故かキスされた。酒臭かった。
荻窪の別の店で飲んでいた学校の友人に合流し、最後はpoco a pocoで知り合った酔っ払い達と落陽で飲んだ。彼らが入れてたボトルをご馳走になる。


翌日は昨年滋賀で結婚した友達の、東京での披露宴だった。場所は本郷の旅館鳳明館。お風呂付である。浴衣に着替えて大広間で飲み歌い、時折煙草部屋で久々に再会した友人達と語るなど、リラックスしたとてもいい披露宴だった。他の写真はこんな感じ。「女装で来ると思ったのに〜」と言われ、浸透してきたなあと思う。

新郎は結婚後痩せて、十年前より若く見えた。幸せ者である。

自分は望ましい未来から振り返って今を生きる事が苦手だが、人間関係でも仕事でも、終わりが見えず苦痛を感じる時がある。それは「望み通りに行ってないんだな」と気付くよい機会だと思う。

時折、作為に妙に目聡くなり何もかもつまらない気になるのも、美しいものに触れて救われたような気になるのも、感動するのも、新しく気付いた気になるのも、客観的に見れば内容は全て当り前の事である。
重要な気がするのは(人でも歌でも出来事でも)出会い方次第で、自分の今が更新されていくだけだ。

まあ何とかなるのである。