音楽

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むかしXTCというイギリスのバンドがあり
何曲かヒットソングを出し海外ツアーも決まった後
ボーカルのアンディ・パートリッジが舞台恐怖症になり
以降はアルバムを何枚か出している

自分が高校生の時ラグビー部の先輩に
カジヒデキキューピーマヨネーズのCMソング
XTCMayor of Simpleton(大馬鹿野郎の意)をパクったと聞いた
上京してからも古本屋でXTCのドキュメンタリーを買ったり
たまに聴きたくなったりしていた

改めてWikipediaを見ると、Blurのアルバムのプロデュースをして
途中で降りたり(降ろされたり)していた
なぜアンディが舞台恐怖症になったのかは当然わからないが
個人的にめんどくさそうな人だなあと思う

初めて買ったBlurのアルバムは"The Great Escape"だった
ほわわんとしてちょっと厭世的な感じがした
Blurはルックスもすこぶるよいし
「ウーフー ブラー」で検索してもYouTubeが出てくるほど
日本でも人気のバンドである
大人になったある日仕事をしながら作業用BGMを探していたら
ボーカルのデーモン・アルバーンのソロアルバムがYouTubeに上がっていて
"Everyday Robots"とか厭世観丸出しだった

色々嫌になった事があるならわかると思うが
感情のスイッチが切れるというか、心が動かなくなったみたいになる
そんなジャケットのアルバムの曲は無力感があって美しかったが
会社で作業用BGMとして流すのは子供っぽいのでやめた
デーモン大丈夫かなとちょっと心配になった
(そういえば自分はJoy Divisionとか、イギリスのバンドが好きみたいだ
ボーカルのイアン・カーチスは映画にもなっているが首を吊って自殺した)


ロボットといえば、無力感というか
世の中クソだぜを淡々とした曲にする人として
ゆらゆら帝国坂本慎太郎がいる
とてもカッコいいと思うが、ソロを聴きたくなることはあまりない
ゆらゆら帝国の曲は、カラオケで妻と一緒に歌う)
多分生身の感じがしないからだろう(今は)
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日常の自分むき出しで多分病みきることもなく
楽しそうに歌ってる人としてTOMOVSKYがいる
歌を作って歌うのが好きなんだろうなあという感じ
マヌケでもそのままでカッコいいのである
そう感じるのは彼が日本人だからなのだろうか
アンディもよく知れば面倒くさくなくなるのかもしれないけど
色々彼の水準まで到達できる気がしない(皮肉)

家で『無計画とゆう名の壮大な計画 - YouTube』を流していたら
妻に「あなたみたいな曲だねえ」と言われて、嬉しかったので
ほめ言葉として受け取っておいた


最近新しい音楽のインプットが全然ない気がして
とりあえずソウル・フラワー・モノノケ・サミットを買った
最近作られた音楽にはまだ食指が動かないようだ

(追記)
音楽の全然違う好きの方向では
比較的新しく知った音楽家がいたんだった
中村佳穂だ

例の変態舞踏家を紹介してくれた舞踏家の公演で
パーカッションをしてくれた
素敵過ぎるスティーヴ・エトウさんがおすすめしていた

明らかに天才肌の彼女の楽曲やプレイは
「素敵で胸を一杯にしたい!」という気持ちが
ひしひしと伝わってきて感動する
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でもアルバムは売切れ中だ